BMWのイグニッションオン

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BMWのイグニッションオン

2日目の投稿にして、とてもマニアックな内容になってしまいます。
自動車があまり詳しくない方々のためにも投稿しようと思っていましたが、
今日の勉強していた内容がマニアック過ぎたのですいません。

これは、自動車整備士の方はもちろん、自動車整備士を目指そうとしている方には
知っておいて損はない情報かと思います。

我らが日本の自動車では、あまりない電装品の制御をしているBMWを紹介します。

BMWのターミナルご存知ですか?

BMWでは、開発コードというフレームナンバーとは別に特殊なコードがあります。
その特殊なコードによって種類訳をすることができます。

開発コードには世代があり、昔のシリーズから順番にE→F→Gとなります。
現在最新のBMWはGシリーズとなります。

そのGシリーズになるのですが、イグニッションオンという概念がありません。
自動車を知っている方はどういうこと?って思ったのではないでしょうか。
BMWは、現在パーキング、ステイ、ドライブの3つのターミナル制御となります。

パーキング、ステイ、ドライブとは?

パーキング、ステイ、ドライブとなっている1つの理由としては、ユーザーが
BMWを利用する際に、イグニッションなど何も気にすることなく、乗って、エンジンをかけて、降りてカギをかけるこの動作だけでBMWを運転できるようにしたというところがあります。

自動車に乗って、イグニッションオンにしたい、そう思わなくとも運転のドアを開けることでほとんどのユニットがウェイクアップします。

エンジンをかけて走っているときに、ライトスイッチがOFFでも夜になるとヘッドライトがONになります。(最近のデータレベルのみ)もちろんAUTOでもヘッドライトがつきます。

自動車を降りるとき、ライトを確認しなくても、すべての電源を落とさなくても、エンジンを切って、降りてカギをもったまま離れるだけでBMWはスリープすることができます。(いろいろなルールは細かくありますがユーザーは気にしなくてOK)

まとめ

BMWのパーキング、ステイ、ドライブという3種類のモードがあることによって、いかにユーザー目線で制作されているのかというのがわかったかと思います。

逆に言えば、カギがロックされるまでユニットがウェイクアップしているため、ユーザーはBMWの電源を落とすほうが操作が難しくなっています。

自動車側が勝手に電源の管理をしてくれることで、バッテリー上がりも防ぐことが可能となっています。エンジンを切った後にカギをロックしないで使用していても規程の電圧になると勝手に電源がオフになります。

バッテリー上がりなどを防ぐためのパワーマネジメントに関しても、とても進化していますので、国産の自動車メーカーの整備士の方などもBMWの勉強をしてみると面白いかもしれません。

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