ATとMTの違いを知っていますか？

ATとMTの違いを知っていますか？

自動車を運転したいと思ったら絶対に必要なのが運転免許証ですよね？

日本の自動車運転免許証にはAT限定の免許証とMTも運転できる普通の免許証がありますが、みなさんはどちらの運転免許証を選択して取得しましたか？

最近、運転免許証を取得した方は、AT限定で免許を取得した方が多いのではないでしょうか？MTは運転の方法がよくわからないなど様々な理由があると思いますが、ATとMTの違いは運転方法だけではないということを知っていますか？

ATとMTの違いについて紹介していきたいと思います。

ATとは？

ATとは、オートマティックトランスミッションの略称です。

その名の通り、トランスミッションをオートマティックに動かしているものです。

構造は、マニュアルに比べてオートマティックにしている分、複雑なパーツ構成となっています。電子的なパーツが追加され、中身を外して整備することは滅多にありません。

メーカーによっては、非分解のところがあります。

ATのメリットとデメリット

ATのメリット
・クラッチ操作がいらない
・クリープで進める
・常に両手で運転できる
・DCTという種類だと燃費が良い

ATのデメリット
・運転の楽しみがないかもしれない。（人による）
・DCT以外は燃費が悪い（MTに対して多少の差には、なってきている）
・CVTは高速での燃費が悪すぎる
・踏み間違いによる急発進

このように、メリットとしては運転の操作が簡単ということが最大の理由なのではないかと思います。あとは、ATは基本的に動力伝達の際のロスが大きくMTより燃費が悪いということがありました。

というのは、過去の話で様々な種類と改良されたATがいま現在あります。そのためDCTという種類のATに関して言えばMTと差がない仕組みの構造にできるので燃費もMTより良いものがあります。

MTの運転が下手な方々は、現在はAT車に乗ったほうが経済面でも得です。

MTとは？

MTとは、マニュアルトランスミッションの略称です。

その名の通り、ミッションをマニュアルで操作している物です。

自分でギアを選定して変速し運転しなければいけないという、いかにもマニュアルという感じの操作方法になります。

構造はオートマよりも簡単で、複数のギアが箱の中に入っているだけなのでオートマよりも壊れづらいです。ギヤが故障しても単体で交換することも可能となっています。

MTのメリットとデメリット

MTのメリット
・燃費が良い（運転の差は出る）
・構造がATに比べて簡単で安価
・運転が楽しい（人による）
・運転の方法に幅を出せる

MTのデメリット
・運転が難しい
・ATの方が燃費が良くなってきた
・駐車や発進に気を遣う

このようにMTにのメリットとしては、変速を自由に選択することができ運転の幅を広げることができます。燃費の良い走りもできるし燃費の悪い走り方もできるということです。

MTの最大のデメリットとしては運転が難しいということです。構造を理解している人であれば、いまこういう状況だなと頭の中に浮かんでくると思いますが、理解していないと、どうしてもクラッチ踏んで離してと、よくわからず運転することになってしまいます。

まとめ

ATとMTのメリットとデメリットを紹介しました。どちらも良いところがあり悪いところもあります。

いまの時代では、ATを選ぶことが普通となっていますが、ドイツでは、いまでも最新の自動車もMT車があるほど普及しています。

日本の道路事情では、走行距離が少ないため、信号のたびに変速するのは面倒だと思う人が多く、他の国では流行していないCVTなどAT車も普及しています。

日本ではMT車を選ぶメリットは少ないのかもしれませんが、AT車に乗るなら出来るだけ最近のものを購入することをおすすめします。最近のATの燃費の良さにはとても驚きます。

わたしは、完全自動運転推奨派ですのでAT車で目的地まで運んでくれる自動車を望んでいます。